空海像の前で1年の健康を願い手を合わせる参拝者ら(21日午前10時、京都市南区・東寺)

空海像の前で1年の健康を願い手を合わせる参拝者ら(21日午前10時、京都市南区・東寺)

 京都市南区の東寺(教王護国寺)で21日、今年初めての縁日「初弘法」が開かれた。多くの参拝者が空海(弘法大師)の像に手を合わせ、境内に並ぶ露店の軒先をのぞきながらそぞろ歩いた。

 空海は835(承和2)年3月21日に亡くなったとされ、毎月21日の縁日には多くの参拝者が訪れる。特に1月の初弘法と、12月の「終(しま)い弘法」は多くの人でにぎわう。

 境内南部の空海像前では多くの人が灯明を供えて線香を手向け、手を合わせた。一帯には線香の香りと白い煙が立ち上った。また境内には陶器や古着、乾物など約1200の露店が軒を連ね、参拝者が品定めしながら買い物を楽しんだ。湯気が上がる焼き団子やたい焼きの店には客が集まった。