81ミリ迫撃砲の実弾射撃訓練に取り組む自衛隊員(21日午前11時15分ごろ、高島市今津町・陸上自衛隊饗庭野演習場)

81ミリ迫撃砲の実弾射撃訓練に取り組む自衛隊員(21日午前11時15分ごろ、高島市今津町・陸上自衛隊饗庭野演習場)

 滋賀県高島市の陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場で21日、昨年11月に起きた81ミリ迫撃砲の砲弾誤射問題を受けて中止されていた実弾射撃訓練が再開された。福井正明市長が視察し、2月4~15日に実施される日米共同訓練での安全対策の徹底を要請した。

 訓練は午前10時に始まった。雪が降る中、久居駐屯地(三重県)所属の第33普通科連隊の約30人が事故後に定めた再発防止策の手順に沿って準備を進め、81ミリ迫撃砲を発射した。

 福井市長は同演習場を管理する今津駐屯地を訪れ、日米共同訓練を前に安全対策の徹底やオスプレイの飛行ルートの明示などを求める要請文を提出した。演習場周辺の区長らとともに高台から約1・5キロ離れた射場での訓練を見守った。

 福井市長は「情報を共有しながら、ルールに基づいてしっかり行われていたと思う」と感想を述べた。