勾留理由開示手続きに臨むため、建物内に入る青葉容疑者を乗せた車(9日午後3時半過ぎ、京都市中京区・京都地裁)

勾留理由開示手続きに臨むため、建物内に入る青葉容疑者を乗せた車(9日午後3時半過ぎ、京都市中京区・京都地裁)

逮捕され、伏見署に移される青葉容疑者(5月27日、京都市伏見区)

逮捕され、伏見署に移される青葉容疑者(5月27日、京都市伏見区)

 36人が死亡した京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件で、殺人などの疑いで逮捕された青葉真司容疑者(42)が、9日午後4時から京都地裁で開かれる勾留理由開示の手続きに出廷するため、大阪拘置所から地裁に到着した。京都府警などによると、青葉容疑者は事件で重度のやけどを負って自力歩行できないが、会話は可能とされ、公開の法廷で事件について発言するか注目される。

 勾留理由開示手続きは、刑事訴訟法に定められた手続き。裁判官がまず法廷で勾留を認めた理由を説明する。続いて、弁護側がなぜ勾留する必要があるのかなどを裁判所に質問する求釈明を行い、裁判所が回答する。容疑者本人や弁護人は10分以内で意見を述べることもできる。

 刑事訴訟法では、勾留の要件として証拠の隠滅や逃亡を疑わせる相当の理由がある場合と定めている。青葉容疑者の弁護人は、2日に勾留理由開示の請求を行っており、「勾留の理由、必要性がない」としている。