青葉容疑者の勾留理由開示手続きの傍聴券を求めて列を作る人たち(9日午前10時1分、京都市中京区・京都地裁)

青葉容疑者の勾留理由開示手続きの傍聴券を求めて列を作る人たち(9日午前10時1分、京都市中京区・京都地裁)

 36人が死亡した京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件で、殺人などの疑いで逮捕された青葉真司容疑者(42)の勾留理由開示手続きが9日午後4時から、京都地裁で開かれる。原則として容疑者本人が出廷する手続きで、青葉容疑者が出廷して意見を述べるかが注目される。

 勾留理由開示は刑事訴訟法に定められた手続き。裁判官が公開の法廷で勾留を認めた理由を説明し、容疑者本人や弁護人らが10分以内で意見を述べることができる。青葉容疑者の弁護人が2日に請求しており、弁護側は、全身やけどの影響で自力歩行もできない状態での勾留は不当と主張するとみられる。

 京都地裁は事件の注目度の高さから、勾留理由開示手続きとしては異例となる傍聴券の抽選を行った。午前10時から一般向けの25席を求めて165人が列を作った。新型コロナウイルス対策として、抽選参加者は間隔を空けて並んだ。

 京都市左京区の主婦(66)は「地元で起きた衝撃的な事件。(容疑者は)どういう心理状態だったのか気になる。本人が出廷しても何を話すか分からないが、まずは肉声が聞きたい」と話した。