介護士らにカニとタイを贈る東社長(左)=向日市上植野町・向陽苑

介護士らにカニとタイを贈る東社長(左)=向日市上植野町・向陽苑

 新型コロナウイルスの感染リスクと隣り合わせの介護従事者をねぎらおうと、京都府京丹後市の漁業類卸兼飲食店経営会社「七姫(しちひめ)」がこのほど、地元の間人港に水揚げされた松葉ガニ(ズワイガニ)のブランド「間人ガニ」約200匹を、京都府向日市内の二つの特別養護老人ホームに贈った。

 新型コロナの影響で、同社では、カニシーズンに京都市内の料亭などに卸していた間人ガニが大量に残った。一方、介護従事者の苦労を向日市内の知人から聞き、「助け合って社会貢献をしたい」と寄贈を決めた。
 同社の東孝亮社長は8日、向日市の特別養護老人ホーム「向陽苑」(上植野町)と「サンフラワーガーデン」(物集女町)を訪問。向陽苑では今年2月に水揚げして真空パックで冷凍保存したカニとマダイ1匹を職員らに手渡した。高桑勝施設長は「応援に感謝し、感染防止に努めたい」と話した。東社長は「一緒に前を向いて危機を乗り越えましょう」と激励した。