養分を集中させるために果実を間引く農家(滋賀県彦根市石寺町)

養分を集中させるために果実を間引く農家(滋賀県彦根市石寺町)

 滋賀県彦根市特産の「彦根梨」の果実を間引く摘果作業が本格化している。養分を集中させて大玉を収穫するのが目的で、農家が摘み取りに追われている。

 彦根梨は完熟の状態で収穫するため甘味が強いのが特徴で、全国から人気を集めている。彦根梨生産組合の農家20戸が約0・4ヘクタールで育てている。
 川村達也副組合長(54)のナシ園も作業が最盛期を迎えている。鈴なりになった緑色の2~3センチの果実を見定め、小さなものからはさみで切り落とした。落ちた果実は木の肥料になるという。
 7月には割れた実の摘み取りを行い、早い品種で8月中旬に収穫できる。川村さんは「例年通りおいしく仕上がるように天候の安定を願っています」と話していた。