イヌワシの幼鳥の剥製(滋賀県米原市・伊吹山文化資料館)

イヌワシの幼鳥の剥製(滋賀県米原市・伊吹山文化資料館)

 全国的にも珍しいというイヌワシの幼鳥の剥製が滋賀県米原市の伊吹山文化資料館で展示されている。伊吹山で昨夏に死んだ幼鳥で、市教育委員会が米原の豊かな自然のシンボルとして作製した。

 イヌワシは国の天然記念物で、国内の個体は約500羽にとどまるとされる。伊吹山には現在、1つがいが生息。昨年7月、15年ぶりに幼鳥が巣立ったのが確認されたが、2週間後に山中で衰弱しているところを保護され、2日後に死んだ。

 剥製は、翼や尾羽に幼鳥の特徴である白斑が見られ、長さ180センチの翼を広げた迫力ある姿で展示する。野鳥愛好家の百瀬晴久さん(72)=静岡県富士市=は「幼鳥はなかなか見られない。素晴らしいの一言」と感激した様子だった。要入館料。月曜休館。