稲葉本家に伝わる御殿雛(京都府京丹後市久美浜町・豪商稲葉本家)

稲葉本家に伝わる御殿雛(京都府京丹後市久美浜町・豪商稲葉本家)

 「京都・久美浜ひな祭り」が、京都府京丹後市久美浜町の観光施設「豪商稲葉本家」で開かれており、廻船業で財をなした稲葉家に伝わる「御殿雛(ごてんびな)」や住民が手作りした竹雛が飾られている。

 NPO法人「わくわくする久美浜をつくる会」主催の恒例行事で、稲葉家12代目当主の妻の嫁入り道具である京都御所の紫宸殿(ししんでん)を模した江戸中期の御殿雛を展示している。幅170センチ、奥行き55センチの豪華な様子は稲葉家の繁栄を感じさせる。

 施設内には住民の女性たちが製作した約170体の竹雛や、約300年前のひな人形、地域から寄贈された御殿雛なども並んでいる。18日からは稲葉本家一帯で、住民ら約20戸が各家庭で外から見えるように大切にしてきた御殿雛やひな人形を飾っている。

 4月7日まで。水曜休館。無料。