司モダンバレエ教室の講師の指導でアクティブ5に取り組む園児たち。「姿勢を良くし、体の芯がしっかりする」(峯まき子園長)

学校(がっこう)の休(やす)みが長(なが)く続(つづ)いて、運動不足(うんどうぶそく)になった人がいるかもしれません。みなさんは、体(からだ)をよく動(うご)かしていますか? ラジオ体操(たいそう)、体(からだ)ほぐし、ダンス…それぞれ、工夫(くふう)をしていることでしょうね。今回(こんかい)は「アクティブ5(ファイブ)」という新(あたら)しい運動について、これをつくるのに関(かか)わった京都市中京区(きょうとしなかぎょうく)の増田晶子(ますだあきこ)さんに教(おし)えてもらいました。

増田晶子さん


 増田さんは立命館大学(りつめいかんだいがく)の研究員(けんきゅういん)。モダンバレエの先生(せんせい)もしています。
 アクティブは「活発(かっぱつ)な」という意味です。5種類(しゅるい)の動きを組(く)み合(あ)わせた3分間(ぷんかん)の運動がアクティブ5。スポーツや健康(けんこう)について研究している大学の仲間(なかま)たちと一緒(いっしょ)に、増田さんが振(ふ)り付(つ)けを考(かんが)えました。
 「キッズ編(へん)」のほかに、同(おな)じ曲(きょく)に合(あ)わせて、おとな向(む)けの「一般(いっぱん)編」、お年寄(としよ)り向けの「シニア編」もあります。(石﨑立矢)
 ※太(ふと)い文字(もじ)は質問(しつもん)。「 」の中は答(こた)え
 -アクティブ5とはどんな運動ですか?
 「運動やダンスが苦手(にがて)な子(こ)でも、楽(たの)しそうで踊(おど)ってみたくなるような振(ふ)り付(つ)けを考(かんが)えました。3分間(ぷんかん)で、五(いつ)つの動きをします。アクティブ1には、カニのかっこうが交(ま)じっています。2は忍者(にんじゃ)のポーズ。3はヘビ。4は宇宙人(うちゅうじん)。5は、おすもうさん。体を大(おお)きく動かして、いろいろな部分(ぶぶん)の筋肉(きんにく)をきたえ、体がやわらかくなり、バランス感覚(かんかく)も良(よ)くなるようにしました」
 -増田さんは、どのようにしてこの運動を考えたのですか?
 「ふだんは、明治(めいじ)~大正時代(たいしょうじだい)から伝(つた)わる『児童舞踊(じどうぶよう)』という踊(おど)りをもとにしたモダンバレエを司(つかさ)モダンバレエ教室(きょうしつ)(関西本部・中京区)で教(おし)えています。児童舞踊は物語(ものがたり)がもとになったり、体の動きで気持ちをあらわしたりします。楽しく長続(ながつづ)きできる運動として、踊っても、見(み)ていても気持(きも)ちよいものにしようと工夫しました」
 -学校の休みが長くなり、運動不足が心配(しんぱい)です。
 「子どものころから運動を続(つづ)けることが、長生(ながい)きや健康のためになります。スマホやパソコンを見すぎて、猫背(ねこぜ)や肩(かた)こりで困っている子もいますが、アクティブ5は、子ども、おとな、お年寄りが運動できます。少(すこ)しずつ違(ちが)うけど、同じ振り付けもまじっていて、いっしょにやると楽しいです。動画(どうが)(ユーチューブ)も、立命館大学の研究グループのホームページで公開(こうかい)しています。ぜひ、家族(かぞく)で一緒(いっしょ)にやってみてください」