届けられたマスクを受け取る生徒たち(東近江市甲津畑町・日本ラチーノ学院)

届けられたマスクを受け取る生徒たち(東近江市甲津畑町・日本ラチーノ学院)

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、マスクが不足していた滋賀県東近江市のブラジル人学校「日本ラチーノ学院」にこのほど、マスク1千枚が届けられた。

 贈ったのは、京都外国語大ブラジルポルトガル語学科OBの澤田勝義さん(71)=千葉県=。仕事でブラジルとの事業を手掛けてきた澤田さんは学院の苦境を知り、「日本に住むブラジル人たちの役に立ちたい」と申し出た。

 学院では、3月ごろからマスク不足が深刻化した。約200人の生徒は、学校が配布した2枚の布マスクを洗いながら使用していたという。カミムラ・カイオ学院長(51)は「子どもの健康を心配していたので、ありがたい」と語る。

 マスクを手にした生徒(15)は「ウイルスから自分を守るために必要なので、これから使っていきたい」と感謝した。