学芸員手作りのイラストなどで梅棹さんを紹介する展示(東近江市横溝町・西堀栄三郎記念 探検の殿堂)

学芸員手作りのイラストなどで梅棹さんを紹介する展示(東近江市横溝町・西堀栄三郎記念 探検の殿堂)

 生誕100年を迎えた民族学者、故梅棹忠夫さんの展示が、滋賀県東近江市横溝町の「西堀栄三郎記念 探検の殿堂」で行われている。漫画仕立てにした学芸員手作りパネルや著作を通して探検の精神を伝えている。

 梅棹さんは1920年京都生まれ。世界各地をフィールドワークし、独自の文明論を構築した。国立民族学博物館初代館長を務め、2010年に亡くなった。第1次南極越冬隊長の西堀さんに憧れ、探検の殿堂設立の際に日本の探検家を選考する委員を務め、後に自身も50人目の殿堂入りを果たした。
 パネル展示では、日本人で初めて南極大陸に立った白瀬矗(のぶ)から西堀さん、梅棹さんへ探検の精神が受け継がれたエピソードを漫画風に紹介する。「探検は人間が本来もってうまれた知的・肉体的欲求の発露、いとなみ」と語る講演の記録や著作の言葉を取り上げているほか、西堀さんによる新聞スクラップなども展示している。14日まで。有料。