京都市役所

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 京都市立小中学校で1学期の通知表が児童生徒に渡されないことが12日分かった。新型コロナウイルス感染防止に伴う臨時休校の影響で、主に実技を伴う教科で総合的に評価するだけの授業数が確保できないため市教育委員会が決めた。


 全国の自治体や学校現場でも、1学期の評定(通知表)をどうするかは課題になっている。
 市教委によると、通知表に記される5段階や3段階の評定は「知識・技能」や「関心・意欲」など複数ある観点別の評価を総合して付けられる。教科によっては1学期の授業数が少ないため観点別評価が出そろわない見通しで、通知表で評定を示すのを一律で取りやめる。学年末には評定を出すので問題はないという。
 1学期末に担任が行う保護者との個人懇談で、用意ができる範囲内での観点別評価を基に学習状況や学校生活の様子を伝える。市立高では従来通り通知表などを出す。
 各校は12日までに文書で保護者に伝えた。市教委は「評定は出さないが評価はしており、進学などに影響はない。評価については懇談で丁寧に説明し、夏休み以降の学習に役立ててもらう」としている。