日野町事件と湖東病院事件の再審確定に向け支援を訴える阪原弘次さん(左から2人目)=22日午前9時、大津市・JR大津駅前

日野町事件と湖東病院事件の再審確定に向け支援を訴える阪原弘次さん(左から2人目)=22日午前9時、大津市・JR大津駅前

 滋賀県内各地を巡り、再審決定の出た日野町事件(1984年)と湖東病院事件(2003年)の裁判やり直しを訴える「再審確定めざすびわいちキャラバン」が22日、始まった。25日まで県内の主要な駅や商業施設で支援を呼び掛ける。

 日野町事件は昨年7月、大津地裁が阪原弘さん=11年に死去=に、湖東記念病院人工呼吸器事件は17年12月、大阪高裁が西山美香さんに、それぞれ再審開始を決定した。いずれも検察が異議を申し立て、現在は上級審で審理が続いている。

 大津市のJR大津駅前で開かれた出発式では、支援者6人のほか、阪原さんの長男弘次さん(57)も参加。「再審決定の喜びは今でもあるが、気持ちを切り替えて戦わないといけない。私たち家族を助けてほしい」と通行人らに訴えた。西山さんからはメッセージが寄せられ、支援者が「検察はメンツしか考えていない。一日も早く名誉回復できる日を願っている」と読み上げた。

 日本国民救援会県本部などが主催。