ウクライナで発行されたヘリコプターの国際免許を手にする清水さん。日本での学科試験にも合格し、国内でも飛べるようになった(京都市伏見区)

ウクライナで発行されたヘリコプターの国際免許を手にする清水さん。日本での学科試験にも合格し、国内でも飛べるようになった(京都市伏見区)

 京都市南区に住む77歳の男性がこのほど、ヘリコプターの自家用操縦士免許を取得した。70歳を超えての新規取得者は極めて珍しいといい、「充実感でいっぱい。挑戦して良かった」と喜んでいる。

 トラック駐車場会社経営の清水三雄さん。伏見区向島で民間ヘリポートを経営する清水さんは、「ヘリで日本一周をしたい」と思い立ち、機体を購入。74歳から、教官と二人三脚で訓練を始めた。

 日本で免許を取得するには最低1年かかるため、「年齢の問題もあり、できるだけ早く取得したい」と昨年、ウクライナの養成スクールに短期留学した。長距離飛行など実践的な訓練を重ねて卒業証書をもらい、同国航空局から国際免許を発行された。

 昨年11月に受検した航空法規の学科試験の合格通知が同12月中旬に届き、国内用に免許を書き換えて、晴れて日本全国どこへでも飛ぶことができるようになった。

 ストレッチやウオーキングなど健康管理にも気を遣い、「操縦に関しては何ら年を感じることはなかった」と胸を張る。一方、「着陸時はバランス感覚が必要で今でも難しい」とも。現在も趣味と仕事を兼ねて3日に1回は飛行している。

 「鳥のようにどこへでも飛べて、想像できない景色が見られて気持ちいい」と魅力を語る清水さん。今後の目標について「ヘリは災害時に大きな力になる。民間人として人助けをしたい」と意気込む。