約3カ月ぶりに公開を再開した天守の前に登場したひこにゃん(彦根市金亀町・彦根城)

約3カ月ぶりに公開を再開した天守の前に登場したひこにゃん(彦根市金亀町・彦根城)

 滋賀県彦根市の彦根城が15日、国宝の天守など建物を含む公開を約3カ月ぶりに全面再開した。市の人気キャラクター「ひこにゃん」も久しぶりに天守前に登場して観光客を喜ばせた。

 彦根城は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月7日から建物部分の入場を中止していた。

 この日、天守や天秤櫓(てんびんやぐら)(重要文化財)、西の丸三重櫓などの入場を再開。天守入口前のテントでフェースガードを着けた職員が客の検温を実施し、城内では30分に1度の間隔で手すりを消毒。窓を開け放して扇風機で風を送るなど換気を徹底した。入場者数も1度に40人程度に制限する。

 人の密集を避けるため、玄宮園に場所を変えて登場していたひこにゃんも、新型コロナの拡大後初めて天守前広場にお目見えした。ハイタッチなどの接触は禁止されたが、約50人の観客に見守られて愛らしいポーズを披露した。

 1歳の息子らと訪れた会社員男性(36)=同市=は「再開すると聞いて初めて来た。天守は近くで見ると立派で、ひこにゃんを見て息子が喜んでくれて良かった」と話していた。

 ひこにゃんの登場場所は当面、平日は天守前広場と彦根城博物館前、玄宮園に1度ずつとし、土日は3度とも玄宮園とする。