京都府城陽市の東部丘陵地に進出するアウトレットのイメージ図(2017年、三菱地所提供)

京都府城陽市の東部丘陵地に進出するアウトレットのイメージ図(2017年、三菱地所提供)

 京都府城陽市は16日、市東部丘陵地にアウトレットモール進出を計画している三菱地所・サイモン(東京都)が地元住民に配布した開発基本計画の説明資料について、意見書が12件あったと、市議会建設委員会で報告した。交通量増加による地元への影響や治水対策について意見が出た。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、開発基本計画に関する住民説明会が中止に。代替として、5月初旬までに地元の約1100世帯へ説明資料を配り、動画をホームページで公開。資料配布後、意見書を受け付けていた。
 交通対策についての意見書では、市や事業者、地域住民などでつくる交通対策協議会の設置を希望した。治水に関しては、事業区域内に設ける調整池の安全性を懸念する意見などがあった。事業者は今後、各意見書についての見解書を地元住民や市に提出する。
 市は、事業者が7月ごろに土地の造成に着手する予定だったが、新型コロナの影響で8月以降にずれ込む可能性が高いと報告した。2024年春開業予定に変更はないという。