外国人観光客らでにぎわう嵐山商店街(2019年12月、京都市右京区)

外国人観光客らでにぎわう嵐山商店街(2019年12月、京都市右京区)

 京都市は17日、2019年の観光総合調査の結果を発表した。観光客数は前年比1・5%増の5352万人で、4年ぶりに増加した。観光消費額は4年連続で1兆円を超す1兆2367億円。新型コロナウイルス感染拡大以前における京都観光の好調ぶりを示している。

 観光客数が5千万人を超えたのは7年連続。日本人観光客数は前年比0・1%減の4466万人で全観光客の83・4%を占める。外国人観光客は同10・1%増の886万人となった。外国人に人気が高い一方、混雑の問題も起きていた祇園(東山区)と錦市場(中京区)の訪問率はそれぞれ前年比8~10%減少した。

 宿泊客数は、実人数1317万人、延べ人数2125万人で、平均宿泊日数は1・61泊だった。このうち、外国人宿泊客数は実人数380万人、延べ人数829万人で平均宿泊日数は2・18泊。地域別ではアジア56・8%、欧州17・8%、北米14・5%となり、アジアが半数以上だった。

 飲食や買い物などの観光消費額は1兆2367億円で、市民の年間消費支出の55%に相当する。日本人消費額は9049億円、外国人消費額は3318億円で、消費額の単価は外国人が4万6千円で日本人の1・85倍だった。

 市によると、18年までの宿泊客数と観光消費額は観光庁のデータを基に算出した推計値だった。今回から、市の宿泊税を基に数値を算出しており、前年までと単純比較できないという。