京都府宮津市と与謝野町にあるキリスト教の2教会の運営費約1400万円が私的に流用された疑いがあることが23日、分かった。教会側は昨年8月に舞鶴署に相談し、被害届を出すか検討している。

 いずれも英国国教会系の日本聖公会の「宮津聖アンデレ教会」(宮津市)と「加悦聖三一教会」(与謝野町)。2教会の管理責任者によると、信者で舞鶴市に住んでいた男性が両教会の会計担当に就いた2012年以降、信者の献金などによる運営費を私的に使い込んでいた。男性は昨年7月、日本聖公会の関係者に自ら明かした。

 教会の調査に対し男性は外国為替証拠金取引(FX)などに使っていたことを認め、「いつでも返せると思った」と話したという。年1回の会計報告では虚偽の書類を提出していた。

 管理責任者は「会計は信頼で成り立っていた面があり裏切られた。信者には申し訳ない」と話している。