大雨で冠水し、川のようになった歩道を通る人たち(2013年8月5日午後3時55分、京都市下京区四条通富小路西入ル)

大雨で冠水し、川のようになった歩道を通る人たち(2013年8月5日午後3時55分、京都市下京区四条通富小路西入ル)

 2013年8月5日午後3時過ぎ、京都市中心部は猛烈な夕立となった。京都地方気象台(中京区)のアメダスは、午後3時32分からの10分間で20ミリの雨量を観測した。

 気象台から3㌔ほど離れた京都の繁華街・四条通も、滝のような雨が降り注ぎ、地下を走る下水道管の排水能力の限界を超え、道路や歩道は20センチ近く冠水して川のように。パンプスを手に持って裸足で歩くOLや、ジャボジャボと水しぶきをたてて歩くサラリーマンの姿が見られた。京都駅前の地下街「ポルタ」でも階段から滝のように雨が流れ込んだ。

 原因は、発達した積乱雲。強い日差しのため大気の状態が不安定になり、京都市上空で積乱雲が急成長し、猛烈な雨を降らせていた。


 10分雨量20ミリは、1時間雨量に換算すると120ミリ。時間雨量80ミリを超えると、「息苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を感じる」「傘は全く役に立たない」とされ、いかに猛烈な降りだったかが分かる。

 ちなみに、京都市の史上1位の10分雨量は、2019年8月19日に観測した26・5ミリ。全国では、2020年6月6日に熊谷市、2011年7月26日に新潟県阿賀町で10分間に50ミリのとてつもない雨が降っている。