1年間の感謝とねぎらいの気持ちを込めて、供養されるかかし(京都市西京区大原野)

1年間の感謝とねぎらいの気持ちを込めて、供養されるかかし(京都市西京区大原野)

 農業が盛んな京都市西京区大原野で、地域の魅力発信や子どもたちの見守り役を務めてきた、かかしの供養が17日に行われた。住民は、感謝の思いを込めて静かに見守った。

 地域活性化に取り組む「なんやかんや『大原野』推進協議会」の主催。同会は、一帯の農業文化に触れる機会をつくろうと、地元の子どもにかかし作りを呼び掛けている。完成した作品は、地域の魅力発信や催しのPRのほか、登下校時の交通安全の呼び掛けにも活用されており、毎年この時期に老朽化したかかしを供養している。

 この日は、昨秋に設置された8体が供えられ、齋藤昌通・大原野神社宮司が祓(はらえ)詞(ことば)奏上などの神事を執り行った。推進協会長の小原喜信さん(70)が「雨風に耐えながら、活躍してくれたことに感謝したい」とねぎらいの言葉を掛け、火をともしていた。