西村 彰朗氏(にしむら・あきお=演劇評論家、元京都新聞社論説委員)21日午前7時59分、肝臓がんのため京都市上京区の病院で死去、79歳。大阪市出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長男謙一(けんいち)氏。

 幼い頃から歌舞伎や文楽に親しみ、同志社大で歌舞伎研究会に所属。1964年に京都新聞社に入社し、学芸部(現文化部)で演劇記者などを務めた。2003年に退職後も演劇評論家として活躍し、本紙の「歌舞伎評」や「文楽評」「能楽ごよみ」を担当、昨年末まで執筆を続けた。このほか演劇雑誌にも劇評を多数執筆した。

 著書に「一方の花 五代目上村吉弥の生涯」「風姿 能を見に行こう 金剛流能楽鑑賞入門」など。文化庁芸術祭企画委員、国立文楽劇場専門委員など歴任。