インターネット経由で授与する長刀鉾のちまき

インターネット経由で授与する長刀鉾のちまき

長刀鉾のちまきを求める人たちの行列(2019年7月14日撮影、京都市下京区四条通烏丸東入ル)

長刀鉾のちまきを求める人たちの行列(2019年7月14日撮影、京都市下京区四条通烏丸東入ル)

昨年の山鉾巡行で、長刀鉾を先頭に四条通に並ぶ山鉾(2019年7月17日、京都市下京区四条通河原町交差点)

昨年の山鉾巡行で、長刀鉾を先頭に四条通に並ぶ山鉾(2019年7月17日、京都市下京区四条通河原町交差点)

 祇園祭が7月1日に始まるのを前に、今年は「厄よけちまき」をインターネット経由で授与する動きが相次いでいる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で例年通りの活動が難しいなか、「3密」を避けつつ届ける方法を模索した形だ。希望者が数百メートルの行列をつくることで知られる長刀鉾保存会(京都市下京区四条通烏丸東入ル)は既に受け付けを開始しており、22日から発送を始める。白楽天山保存会(同区室町通仏光寺上ル)は、7月2日の神事始めの「吉符入り」後に発送する。

 今年は山鉾巡行や宵山行事など祇園祭関連行事の多くが中止されるなか、一般への授与をやめる山鉾町も複数ある。長刀鉾保存会も当初は関係者のみに配布する予定だったが、希望者からの問い合わせが多く、インターネットで受け付けたうえで郵送することにした。一束千円で、送料は350円。1人3束までで転売は禁止。保存会のサイト(https://naginatahoko.jp)から申し込む。申込用紙は保存会会所にもある(土日休み)。井上俊郎代表理事は「こういう時期なので例年通りの授与は難しいが、年に1度はちまきを求めたいという人の声に、ある程度の規模で応えられてよかった」と話している。

 白楽天山保存会も一束千円(送料別)で取り扱うほか、手ぬぐいやTシャツもネットで授与する。山伏山保存会(中京区室町通蛸薬師下ル)は対面での授与も計画する一方、今月末ごろからインターネットでの授与を開始する予定という。