保護したネコを一時預かりしているシェルター。109匹まで増えて手狭になっている(京都市南区)

保護したネコを一時預かりしているシェルター。109匹まで増えて手狭になっている(京都市南区)

 野良ネコの保護活動に取り組むNPO法人「京都どうぶつあいごの会」(京都市南区)が、ネコの一時預かりをできる新施設を探している。入居する建物を3月末までに退去することになったのが理由だが、109匹に増えた保護ネコを飼える物件が見つかっていない。同法人は、寄付や移転先探しの協力を呼び掛けている。

 同法人は行政機関の殺処分を減らそうと、主に梅小路公園(下京区)で野良ネコに不妊・去勢手術を施して「地域ネコ」として見守る活動をする他、保護したネコの里親探しなどに取り組む。2010年に結成して14年にNPO法人化した。

 現在、入居している建物は賃貸で3階建て4LDK(約90平方メートル)の民家。2階と3階の部屋を保護したネコを一時預かりする「シェルター」にしている。手狭になったこともあり、昨年12月に所有者との話し合いの上で退去が決まった。

 もっと多くのネコを救うために現状より広く、リフォーム可能な物件を探している。しかし、100匹を超えるネコがいるために貸してくれる物件は限られる上、宿泊施設の需要に伴う市内の地価高騰なども影響して難航している。

 支援を募ろうと、24~29日に左京区浄土寺西田町の「おうちごはんcafe たまゆらん」で、2月1~9日に五条通烏丸西入ルの「キトゥンカンパニー」でイベントを催す。ワンオーダー制で、活動紹介のパネル展示やグッズ販売、募金活動などをする。

 2月22~24日には南区八条源町の同法人でネコの譲渡会も行う。

 土田智代理事長(52)は「活動に携わった以上、責任を果たしたい。一刻も早く新しい施設を見つけ、この子たちを安心させたい」と話している。

 問い合わせは同法人075(661)8681。