説明する宮津市の城﨑雅文市長=18日、宮津市役所

説明する宮津市の城﨑雅文市長=18日、宮津市役所

 京都府宮津市でのオリーブ栽培を巡り、市の担当者が前市長の井上正嗣氏に対して虚偽の日付で補助金受給の文書作成を促して提出させた問題で、城﨑雅文市長が18日、市役所で記者会見し、「日付のさかのぼりなど事務処理が不適切だった」と陳謝した。

 同席した市幹部が経緯を説明し、「補助金の申請を会社に取り下げてもらい、新たに井上氏に申請してもらうべきだった」と釈明。事業主体をオリーブオイル社から個人に変更したいという井上氏の依頼に応じて文書を差し替えたとした。同社には問い合わせず、井上氏が当時、代表取締役であったことから、ほぼ同一の主体と判断したという。

 市は「忖度(そんたく)はない。応援したいという思いだった」と説明した。井上氏の依頼時には事業がすでに進んでいたという。交付済みの補助金は「返還について府と協議する」とした。

 城﨑市長は「補助金交付等の事務処理について、適正に対応するよう市役所内に徹底したい」と話した。