竹細工作りを学ぶフランス人留学生ら(京都府南丹市園部町・京都伝統工芸大学校)

竹細工作りを学ぶフランス人留学生ら(京都府南丹市園部町・京都伝統工芸大学校)

 京都府南丹市園部町の京都伝統工芸大学校と京都建築大学校で23日、フランスからの留学生10人が竹細工や日本の寺社建築の実習をした。留学生たちは、母国と異なる伝統の技や文化に触れた。

 留学生はパリにある建築やインテリア、デザインの学校「エコール・カモンド」に通う21~40歳の学生たち。両大学校を運営する学校法人二本松学院が、15~23日の日程で、交換留学生を初めて受け入れた。

 伝統工芸大学校では、留学生が鉈(なた)で竹を割って竹ひごを作る工程から始め、「六つ目編」という技法で大きさ約20センチの六角形のシート作りをした。真剣な表情で選んだ模様に竹ひごを編んで仕上げていた。

 建築大学校では、茶室の立体図面を作るなどのワークショップに取り組んだ。最終日は小さなかんなで木材を削り、寺社建築の屋根の勾配を再現する実習をした。

 インテリアと建築を学ぶファニー・クラーテさん(40)は「竹細工は貴重な体験だった。フランスの技術も融合させて作品が作れたら」と話していた。