大雨で濁流になった鴨川(19日午前9時10分、京都市上京区)

大雨で濁流になった鴨川(19日午前9時10分、京都市上京区)

 梅雨前線の影響で18日夜から大雨となっていた近畿地方は、19日昼前に京阪神など中部や北部で大雨の峠を越えた。滋賀県や奈良県に発表されていた大雨警報は解除された。ただ、大阪管区気象台によると、土中の水分量が高い状態が継続しており、夕方にかけて引き続き土砂災害に注意が必要という。

 気象庁のアメダスによると、19日午前10時までの24時間雨量は、奈良県曽爾村で132ミリ、京都府京田辺市で111.5ミリ。都市部でも雨量は増え、和歌山市で106.5ミリ、大津市と奈良市で101.5ミリ、大阪市で91.5ミリ、京都市で79.5ミリとなった。

 同気象台によると、梅雨前線に伴う活発な雨雲は、19日午前10時頃には紀伊半島南部まで南下しており、京阪神では大雨のピークは過ぎた。一方、和歌山県南部や奈良県南部では引き続き強い雨が続いている。また、夕方にかけて近畿上空を気圧の谷が通過するため、近畿各地で再び雨が降る可能性があるため、土砂災害や洪水に注意が必要という。