滋賀県庁

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 滋賀県内の定点医療機関から14~20日の週に報告されたインフルエンザ患者の平均値が50人を超え、1週間の患者数としては過去最多を記録したことが24日、県のまとめで分かった。患者の4割は10歳未満で、学級閉鎖も206クラス(23日現在)に上っている。県は「大流行」との危機感を強め、最大級の警戒を呼び掛けている。

 最新の感染症週報(14~20日)によると、県内52医療機関から報告があった平均患者数は57・02で、これまで最多だった2009年の51・44を上回った。今冬初めて警報発令水準を超えた7~13日の週(39・79)以降、急速に感染が拡大している。

 今回報告があった患者の年代別では、10歳未満が41%と最も多く、10代が18%、30代と40代が各8%と続いた。県教育委員会によると、幼稚園・小中学校の学級閉鎖も「17日の警報発令から急増している」(保健体育課)といい、学級閉鎖は206件、学年閉鎖は15件に上っている。

 県は例年の感染のピークは1月下旬から2月上旬ごろだとして、「寒い日が続くので、うがいや手洗い、十分な休養など対策を万全にしてほしい」と呼び掛けている。

 近隣府県の平均患者数(7~13日)は、京都府と大阪府が35~36と滋賀より少なく、岐阜県、福井県、三重県で53~40と多かった。