1882年に建設された旧長浜駅舎。現存する日本最古の駅舎で鉄道創業当時の状況を今に伝える(長浜市北船町)

1882年に建設された旧長浜駅舎。現存する日本最古の駅舎で鉄道創業当時の状況を今に伝える(長浜市北船町)

 当初は通船を主目的としたが、日本で初めての事業用水力発電所による電力供給、京都御所などへの防火用水、山県有朋の無鄰菴(むりんあん)といった別荘庭園への引水にも使われた。2018年、かつての舟運にちなんだ「びわ湖疏水船」が就航し、春と秋に観光船事業が営まれている。

 門川大作京都市長は「(新型コロナウイルスの存在を前提とした)ウィズコロナの時代において、新しい持続可能な観光モデルとして、身近な琵琶湖疏水の魅力に、市民をはじめ、多くの方々に触れていただけるよう取り組みたい」とコメントした。

 佐藤健司大津市長は「大津市の疏水沿いは桜の名所でもあり、園城寺(三井寺)などの歴史ある街並みが魅力的なエリア。京都市と連携しながら、疏水通船や疏水流域の魅力を発信することで、多くの来訪者を迎えられるよう取り組んでいく」とコメントした。