十石舟から酒蔵や水辺に咲くアジサイなどを眺める乗船者(京都市伏見区)

十石舟から酒蔵や水辺に咲くアジサイなどを眺める乗船者(京都市伏見区)

 京都市伏見区の宇治川派流などを巡る十石舟の今年の運航が20日、始まった。新型コロナウイルスの影響で3カ月遅れとなったが、府内外から家族連れらが訪れ、酒蔵が立ち並ぶ情緒豊かな風景を楽しんだ。

 乗船者同士の間隔を確保するため定員を通常の20人から15人以下に減らし、座椅子を対面から外向きに改修するなど感染症対策を徹底した。月桂冠大倉記念館近くの乗船場から出発し、三栖閘門(こうもん)までの往復約3キロを運航した。
 川沿いには青々としたシダレヤナギや紫色のアジサイなどが見られ、観光客は心地よい風を感じつつ遊覧を満喫していた。大津市から家族3人で訪れた男児(8)は「舟が揺れて楽しい」と笑顔だった。
 12月6日まで。8月は1~16日のみ。料金は1200円、小学生以下600円。毎日午前10時~午後4時20分に計16便を運航する。月曜休み(祝日と10、11月は除く)。問い合わせはNPO法人伏見観光協会075(622)8758。