府警が押収したタイヤの回転数を速度装置に伝える部品「Lジョイント」(京都市伏見区・府警高速道路交通警察隊)

府警が押収したタイヤの回転数を速度装置に伝える部品「Lジョイント」(京都市伏見区・府警高速道路交通警察隊)

 速度違反を助長させる部品を販売したとして、京都府警交通捜査課などは15日、道交法違反(速度抑制装置整備不良車運転など)と道路運送車両法違反(不正改造)のほう助の疑いで、埼玉県入間市上藤沢、会社員吉澤利夫容疑者(41)を逮捕した。速度抑制装置整備不良車運転違反ほう助での逮捕は全国初という。
 逮捕容疑は、昨年10月~今年1月、トラックの速度抑制装置の解除をうたい、インターネットオークションで神戸市のトラック運転手(45)ら3人に「Lジョイント」と呼ばれる部品を1個2万5千円で販売し、速度超過や不正改造を手助けした疑い。
 府警によると、Lジョイントは本来、大型トラックが、通常より小さいタイヤを使う際、回転数の変化により起こる速度表示とのずれを補正する部品。
 吉澤容疑者は部品の特性を悪用し、通常タイヤに部品を取り付けて速度抑制機器を誤作動させ、速度超過を助長させていた。これまでに約700個売った、と供述しているという。