京都府警下京署刑事課の捜査員が昨年8月、110番を受けて駆け付けた男性宅に捜査書類などが入ったかばんを置き忘れていたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。かばんは後日、回収されたが、中にあった別の事件の複数の関係者の顔写真が男性によって一時、無料通信アプリ「LINE(ライン)」に投稿されたという。
捜査関係者によると、捜査員は「もめ事が起きている」との110番に基づき、同僚と男性宅を訪問。事情聴取を終えて引き上げる際、薬物使用の有無を調べる試験キットや採尿コップなどが入っていたかばんを室内に置き忘れたという。
数日後、男性宅からかばんを回収したが、中に入っていた複数人の顔写真が投稿されていることが判明し、男性に削除させた。投稿された写真が悪用された形跡はなく、かばんの中身に紛失したものもなかったという。
府警監察官室は「再発防止に向け、指導を徹底する」としている。
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