事故で横転した乗用車(21日午後6時56分、京都市左京区・川端通二条交差点)

事故で横転した乗用車(21日午後6時56分、京都市左京区・川端通二条交差点)

 21日午後6時半ごろ、京都市左京区の川端通二条の交差点で起きた多重事故で、横転したワゴン車は事故の数分前、近くの路上で自転車の女性をひき逃げした疑いがあり、京都府警東山署のパトカーが追跡していたと、同署が22日発表した。パトカーの追跡方法が適正だったかどうかは「検分中」として明らかにしていない。

 同署によると、パトカーは地域課の男性警官2人が乗っていた。同日午後6時25分ごろ、川端通をパトロール中、ワゴン車が右折禁止の川端通三条で右に曲がったのを目撃したため、赤色灯をつけ、サイレンを鳴らして追跡したという。

 ワゴン車は逃走し、東山区川端通四条上ルの路上で、自転車で走っていた大阪市中央区、自営業の女性(55)にミラーを接触させ、転倒させた疑いがある。女性は右ひじを強打して搬送されたが、軽傷。

 川端署によると、ワゴン車はその後、川端通二条を北上中にタクシーと衝突し、横転。その弾みでタクシーが近くを自転車で走っていた中京区の男性(50)にぶつかった。ワゴン車を運転していた北区の男性(21)が右腕を骨折、自転車の男性も左足を骨折し、いずれも重傷。タクシー運転手の大津市の男性(53)は腹部打撲の軽傷で、ワゴン車に同乗していた山科区の男性(21)にけがはないという。