京都市西京区の市立小学校で昨年11月、女性常勤講師(51)が、担任していた当時2年の女児(8)を教室から出さないようにするため、同級の児童に机や椅子をバリケードのように並べさせ、出入り口を封鎖していたことが4日、分かった。
 学校などによると、11月上旬の授業中、女児が「帰りたい」と言い、教室から出たがった。講師は女児の体を抱えて静止しながら、クラスの児童に机を動かすよう指示。複数の児童が机や椅子を教室の前後の出入り口に並べて封鎖し、後方のドアは施錠した。担任は校長に対し「帰らせたくなかった」と説明したという。
 別の日には、帰ろうとした児童の上履きを、3・4時間目の授業中に預かり、靴下で過ごさせたという。女児は、別のクラスの男児から悪口を言われるなどのいじめを受けたことも重なり、2月中旬から不登校になっている。
 校長は「行き過ぎた指導で申し訳ない。今後は、児童が学校に復帰しやすい環境をつくりたい」と話している。