トヨタ自動車に採用されたGSユアサの車載用リチウムイオン電池

トヨタ自動車に採用されたGSユアサの車載用リチウムイオン電池

 GSユアサは22日、グループで製造販売する車載用リチウムイオン電池(LiB)が、トヨタ自動車のスポーツタイプ多目的車(SUV)「ハリアー」の新型車に搭載されたと発表した。ホンダ車以外への車載用LiBの供給は初めてで、販路拡大につなげる。

 搭載されたのは、ハイブリッド車(HV)のモーター駆動に関わるLiB。燃費効率や加速性能が高まるといい、従来製品の設計を工夫して重さを1割以上軽くし、サイズを2割以上小さくした。
 GSユアサは2009年、ホンダと合弁で車載用LiBの製造子会社ブルーエナジー(京都市南区)を設立し、これまで120万台を超すホンダのHV車に電池を供給。環境にやさしいHV車の普及を見据えて販路拡大に乗り出し、17日発売の新型ハリアーが他社採用の第1号となった。
 GSユアサは車載用LiBの生産増強に向け、200億円以上を投じて福知山市のブルーエナジーの工場に新棟を建設する。23年3月期の売上高は20年3月期比で約130億円増の550億円を目指す。