観光客たちに見守られながら、かやぶき屋根が並ぶ道でみこしを担ぐ住民ら(京都府南丹市美山町北)

観光客たちに見守られながら、かやぶき屋根が並ぶ道でみこしを担ぐ住民ら(京都府南丹市美山町北)

 京都府指定文化財に登録されている知井八幡神社(京都府南丹市美山町北)で6日、毎年恒例の例祭が開かれた。法被を着た地元住民らが大きな声を上げながらみこしを担ぎ、秋風の吹く美山を練り歩いた。

 同神社は知井9カ村の総社として1071(延久3)年に由良川対岸の南地区に創建されたが、山崩れによる大洪水で流失し、1570(元亀元)年に現在の場所に移されたと伝わる。現在の本殿は1767(明和4)年に再建された。

 例祭では、神事を執り行った後、地元の若者ら約30人がみこしを担ぎ、境内を3周してから、同神社を出発した。周囲には、ひちりきや竜笛、笙(しょう)の澄んだ音色のほか、「わっしょいわっしょい」という威勢のある声を響かせ、住民や観光客に見守られながらかやぶきの里や町内を巡った。