溝や池の一部が発掘された藤原良相邸跡(京都市中京区)

溝や池の一部が発掘された藤原良相邸跡(京都市中京区)

発掘調査地

発掘調査地

 平安時代前期の貴族・藤原良相(よしみ)の邸宅「西三条第」(京都市中京区西ノ京)跡の発掘調査で、9世紀後半の池跡や溝跡が見つかったと、市埋蔵文化財研究所が23日発表した。

 池跡は天皇離宮の園池に次ぐ広大さを誇り、池につながる溝跡は浄水機能を備えた上、眺めを楽しむ遣水(やりみず)の原初形態を示したという。10世紀以降に築かれる平安上級貴族の住宅「寝殿造」の成立過程を考える上で重要な遺構という。