堀場製作所は25日、米国子会社のホリバ・インスツルメンツを通じ、微粒子計測器を製造する米ベンチャー企業マンタ・インスツルメンツ(カリフォルニア州)の全株式を取得し、子会社化したと発表した。超微小の粒子計測技術を取り込み、ライフサイエンス分野を中心に計測機器の用途拡大を図る。

 マンタ社は2014年の設立。液体中に浮遊するナノメートル(ナノは10億分の1)サイズの微粒子にレーザー光を当てて追跡し、分布や濃度などを高精度に計測する技術に強みがある。社員6人で、買収額は数億円とみられる。

 堀場製は今回の買収で成長が見込める粒子計測機器の事業拡大を加速する。製品群を拡充し、ウイルスや抗体医薬品の研究開発といった分野のほか、環境や半導体、農林業分野など幅広い計測用途を開拓する。