公共交通機関に通勤通学客が戻ってきた。電車やバスの事業者は換気や消毒など新型コロナウイルス対策を強化している。利用者も、マスクを着用して会話を控えめにするなどで、感染リスクの低減に協力したい。

 つり革や手すりは安全のために必要だが、多くの人が触るのでウイルスが付く可能性がある。それらに触れた手で顔を触らないようにしよう。

 交通機関利用時の注意事項をまとめている米疾病対策センター(CDC)は、切符の販売機やエレベーターのボタン、トイレの壁なども「触るのは最小限に」と求め、目的地に着いたらせっけんを使い、20秒以上かけて手を洗うよう呼び掛ける。支払いに電子マネーを使ったり、カードや現金を直接手渡しせずトレーでやりとりしたりするのもよいとしている。

 ラッシュ時は「密」が避けられない。可能ならすいている時間帯の利用を。乗り物を待つ間は密集を避け、車内の座席に余裕があれば、できるだけ2メートルの「身体的距離」を確保しよう。