昨年末に「注文をまちがえるリストランテ」を開いた平井さん(右から3人目)。常設化に向けて協力を呼び掛けている=京都市下京区・マールカフェ

昨年末に「注文をまちがえるリストランテ」を開いた平井さん(右から3人目)。常設化に向けて協力を呼び掛けている=京都市下京区・マールカフェ

 認知症の人が働く「注文をまちがえるリストランテ」を展開する京都市の市民グループ「まぁいいかlaboきょうと」(平井万紀子代表)は、京滋でのリストランテ常設化に向け、協力してくれる店や人を募っている。「永続して取り組むために、お金がうまく回る仕組みを一緒に考えてほしい」と呼び掛けている。

 「注文をまちがえるリストランテ」は、平井さんの母親が認知症になったことをきっかけに、カフェなどを借りて昨年から開催。認知症の人たちに社会とつながりを持ってもらおうと、フロア係として働いてもらう。注文などを間違ったとしても、そのこと自体を楽しもうという趣旨で、これまで不定期に6回開いている。

 1回の開催で40~70人の客が訪れるといい、関心は高いが会場となる店の確保や運営費、働く人へ支払う対価をどう工面するかなど、常設化に向けては課題が多い。平井さんは「京都と滋賀を中心に1万人の賛同者を集めたい。顔の見える関係になり、店は売り上げアップにつながるなど、ウインウイン(相互利益)の関係を築きたい」と話す。

 「まぁいいか@きょうと」の名称でフェイスブックを開設している。