「茶菓えん寿」が作ったアマビエをかたどった和菓子(京都市右京区)

「茶菓えん寿」が作ったアマビエをかたどった和菓子(京都市右京区)

包装紙に貼られたアマビエを描いたシール(京都市右京区)

包装紙に貼られたアマビエを描いたシール(京都市右京区)

アマビエのイラストをあしらった「キネマ・キッチン」のほうじ茶プリン(京都市右京区)

アマビエのイラストをあしらった「キネマ・キッチン」のほうじ茶プリン(京都市右京区)

 京都市右京区太秦の大映通り商店街で、新型コロナウイルスの収束を願って、疫病よけの妖怪とされるアマビエにちなんだ新商品やサービスが相次ぎ登場している。店主たちからは「商店街一帯でこうした動きがあるのは心強い。食の楽しみと同時に感染予防の意識も高まれば」と期待の声が上がる。

 和菓子店「茶菓えん寿」は、白あんを小麦粉などで作った生地「こなし」で包み、アマビエを再現した生菓子(378円)を発売。ピンク色の長髪や胴体のうろこの青色にこだわった。店主の泉寿満さん(44)は「疫病退散の思いを直接届けるため店頭販売はせずに予約のみの販売にした」と話した。問い合わせは075(432)7564。

 大映通りの太秦本店をはじめ、市内を中心に店舗を構える漬物店「京つけものもり」は、5月下旬から包装紙にアマビエのシールを貼って客に渡している。森義治社長(56)は「こんな状況でも買ってくれるお客様に少しでも感謝の気持ちを示したかった」と語った。

 カフェ「キネマ・キッチン」ではこうした動きに賛同し、従来からあるほうじ茶プリン(450円)に、アマビエのイラストをお茶の粉末であしらった。店長の松本美佳さん(53)は「府内や市内の感染状況は落ち着いているが、アマビエ商品を通して改めて感染に気をつけようと思うきっかけにしてほしい」と期待を込めた。