賀茂なすや万願寺とうがらしなどの京野菜を使ったピクルス(亀岡市追分町・森の京都DMO)

賀茂なすや万願寺とうがらしなどの京野菜を使ったピクルス(亀岡市追分町・森の京都DMO)

 「森の京都」エリアの魅力発信につなげようと、京都府の丹波地域の京野菜を使ったピクルスを森の京都地域振興社(森の京都DMO)と農業法人が商品化した。旬が限られる賀茂なすや万願寺とうがらしなどを酢漬けにして長期保存。京野菜の産地としてPRするとともに製造を福祉作業所に委託して農業と福祉の連携につなげる狙いだ。

 森の京都DMOと農業法人「京都ハバネロの里」(京丹波町院内)が協働し、亀岡、南丹、綾部、福知山の各市と京丹波町産の野菜を使って商品化。亀岡福祉会の「かめおか作業所」(亀岡市薭田野町)が製造する。

 ピクルスは今年5月から、冬野菜を使った4種類を京丹波町の道の駅などで試験的に販売。手応えを得たことから、今月から、賀茂なす、万願寺とうがらし、桂白瓜の伝統的な野菜のほか、キュウリ、ハラペーニョなどを合わせた7種類を正式発売した。

 野菜は2週間以上、塩漬けした後、麦を原料にしたモルトビネガーやリンゴ酢に漬け込んで仕上げた。化学調味料や着色料は使用していない。野菜のうま味と歯ごたえが味わえる、という。

 森の京都DMOの伴田邦雄・プロモーション担当部長は「ピクルスを通して、森の京都エリアの京野菜産地としての知名度を高めて観光誘客につなげたい」としている。

 1個580円(税別)。京丹波町の道の駅「京丹波味夢の里」などで販売する。来春に聖護院大根や金時ニンジンの商品も発売する。