リーグ再開に向け気合を入れる安藤(写真右、東城陽グラウンド)

リーグ再開に向け気合を入れる安藤(写真右、東城陽グラウンド)

 Jリーグは27日、新型コロナウイルスの影響による中断が明け、7月4日に再開するJ1に先立ってJ2が約4カ月ぶりに始まった。J2京都サンガFCは28日午後6時から、サンガスタジアム京セラ(府立京都スタジアム)で磐田とのホーム開幕戦に臨む。開幕節の山口戦(0-1)以来のリーグ戦で、無観客で再開する異例のシーズンとなるが、サンガは新スタジアムで今季初勝利をつかみたい。

 26日は東城陽グラウンドで約1時間半、非公開で練習した。紅白戦を行い、攻守の連係を確認したという。実好監督は「たくさんの方の協力のおかげでトレーニングを積めた」と感謝を示し、「選手は高い集中力を持って戦術を理解してくれている」と手応えを語った。ホーム初戦が無観客となり、指揮官は「サポーターと一緒に戦えないのは残念。新スタジアムはパワーが出るので、熱い思いといい結果を届ける」と誓った。

 サンガの主将、安藤淳がシーズン再開への決意を語った。
-ようやくホーム開幕戦を迎える。
 「プレーできる環境を準備してもらえたことに感謝している。その思いを躍動する姿で伝えたい」

-無観客での開催となる。
 「自分たちのプレーを淡々とやることが大事。歓声が聞こえなくても、ホームの雰囲気は感じられると思う。(テレビなどの)画面の向こうで応援してくれるサポーターのためにも絶対に負けない」

-チームの成熟度は。
 「守備のスライドやプレッシャーのかけ方、ボールの取りどころを整理できた。攻撃でも、ボールを動かしながらサイドと前線の強みを生かす自分たちのサッカーが見えてきた。どれだけのプレーが見せられるか、自分たちも期待している」

安藤淳 滋賀県野洲市出身。2007年、ボランチとして関西大から京都サンガに加入。攻撃的なポジションやサイドバックを経験し、プレーの幅を広げた。足元のテクニックは、日本代表の乾貴士(野洲高出)らを輩出した湖国のセゾンFC仕込み。