26日の練習でパスを回すサンガの選手たち(東城陽グラウンド)=京都サンガ提供

26日の練習でパスを回すサンガの選手たち(東城陽グラウンド)=京都サンガ提供

 サンガは、今季J2に降格した磐田をホームで迎え撃つ。J1昇格に向けた最大のライバルに対し、ボールを保持して主導権を握りたい。全体練習再開からの1カ月間で、個々のコンディションをどれだけ整え、戦術の浸透を図れたかが試される。

 サンガはボランチの庄司や前線のウタカのキープ力を生かし、攻撃のリズムをつくりたい。山口戦や、6月の練習試合ではブロックを固めた相手を崩しきれない課題を残した。飯田や荒木の突破力、中川や曽根田のゴール前でのアイデアを発揮してゴールに迫れるか。古巣との対戦となる荒木は「1対1で仕掛けるチャンスはある。移籍してきた意味を示す」と力を込める。

 磐田はサイドチェンジを使った攻撃が特長で、決定力の高いU-23(23歳以下)日本代表候補の小川航を中心に戦力は充実。サンガは守備の規律を保ち、厚みのある攻撃を封じたい。森脇は「前からプレッシャーをかけた時にもろさがあるので改善したい」とリスク管理を強調する。

 今季は上位2チームが自動昇格し、降格はない。過密日程による疲労や負傷リスクを考え、交代枠は3人から5人に拡大される。実好監督は「練習からアグレッシブな選手を使っていく。J2優勝を目指し、全員で戦う」。チームの総合力が問われる、タフなシーズンが再開する。