「寿会」前夜祭で、華やかな踊りを披露する芸舞妓たち(7日、京都市上京区・上七軒歌舞練場)

「寿会」前夜祭で、華やかな踊りを披露する芸舞妓たち(7日、京都市上京区・上七軒歌舞練場)

 京都の花街の一つ、上七軒の秋の舞踊公演「寿会」が、8日から上七軒歌舞練場(京都市上京区)で始まる。7日には「前夜祭」が催され、招待客を前に、芸舞妓24人が、優美な舞からおおらかな笑いの一幕まで、多彩な舞踊の世界を繰り広げた。
 70回の節目を迎えた今回は「新元号記念」と銘打ち、華やかな祝儀曲「雛鶴三番叟(ひなづるさんばそう)」で開幕、令和の幕開けをことほぎ、四季の移ろいに女心を重ねて踊り紡ぐ「雪月花」に続いた。
 能「石橋(しゃっきょう)」に取材した「獅子の乱曲」では、親獅子がわが子を谷底へ突き落とし、試練を与える故事を、勇壮な振りで表現。酒と餅が互いの自慢話から大げんかを繰り広げるこっけいな曲「新版酒餅合戦」でめでたく踊り収めた。
 「寿会」は13日まで。連日午後4時開演で、最終日のみ午後1時、4時の2回公演。8千円。上七軒歌舞会075(461)0148。