「ヒコネラグビーワイルドバンチ」で活動する児童ら。来年度以降の公式戦出場を目指している(彦根市馬場1丁目・滋賀大グラウンド)

「ヒコネラグビーワイルドバンチ」で活動する児童ら。来年度以降の公式戦出場を目指している(彦根市馬場1丁目・滋賀大グラウンド)

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に合わせ、滋賀県彦根市で将来の競技人口を増やそうと、市内在住の経験者らが小中学生のチームを立ち上げた。「ラグビーの素晴らしさを伝え、競技機会が少ない県内で受け皿になれば」と抱負を語る。

 チーム名は「ヒコネラグビーワイルドバンチ」。八幡工業高ラグビー部出身の会社員恩田貴司さん(45)=同市東沼波町=を中心に経験者や元監督ら4人が指導する。

 15年W杯で日本が南アフリカから金星を挙げたのを機に、競技の認知度は向上しながら県内の中高でラグビー部は減る傾向にあり、普及の場を作ろうと6月に設立した。

 現在は同市や米原市の小学5、6年生3人が所属し、滋賀大ラグビー部員の協力などで、市内で週2回、パスやステップ、体幹強化など約2時間の練習に励む。米原市の坂田小6年の男児は「トライやタックルが決まると気持ちいい。仲間がもっと集まればうれしい」と話す。

 来春には本格始動し、公式戦出場を目指す。練習時間を増やし、勉強を教える時間も設ける予定という。恩田さんは「プレーでも私生活でも一生懸命取り組み、仲間を思いやれる人材を育てたい」と意気込む。