通学路での速度違反を取り締まるため、府警が新たに運用を始めた可搬式の装置(30日午前8時ごろ、京都市左京区)=画像の一部を加工しています

通学路での速度違反を取り締まるため、府警が新たに運用を始めた可搬式の装置(30日午前8時ごろ、京都市左京区)=画像の一部を加工しています

 京都府警は30日、府内の通学路で、持ち運びできる速度測定装置を使った交通取り締まりを始めた。従来より少人数で取り締まることができ、「狭い道路でも運用可能で、児童の安全を守るために積極的に活用していきたい」としている。

 装置は高さ約160センチ、重さ15キロ。レーザーで走行車両の速度を測定し、違反車両やナンバー、ドライバーの顔を撮影する。府警は後日、車の所有者に違反を通知する。

 取り締まりには通常、違反車両を停止させたりする場所が必要な上、少なくとも5~6人の警察官を配置しなければならない。可搬式装置を使えば停車場所は不要で、作業も1人でできるという。

 府内の通学路の中には多くのドライバーが抜け道として利用する箇所があり、この日は交通量の多い下鴨小(京都市左京区)と安詳小(亀岡市)の通学路2カ所で実施。午前7時から2時間にわたって道路脇に装置を設置し、3件の速度違反を確認した。

 装置は今後、不定期で運用するといい、府警交通指導課の横川泰浩次席は「狭い通学路も多く、車を運転する時は常に速度を抑えてほしい」としている。