龍谷大の学生がメロンジュースを振る舞うなど、多くの住民らでにぎわった京阪の駅名変更記念イベント(京都市伏見区・龍谷大前深草駅西側広場)

龍谷大の学生がメロンジュースを振る舞うなど、多くの住民らでにぎわった京阪の駅名変更記念イベント(京都市伏見区・龍谷大前深草駅西側広場)

 京阪電鉄の深草駅(京都市伏見区)の名称が「龍谷大前深草駅」に変更された1日、同駅西側広場で記念イベント「龍谷マルシェ」が催された。龍谷大学の学生たちが手掛けたジュースや紅茶などを楽しめるブースが並び、多くの住民らでにぎわった。

 駅名変更や大学創立380周年を機に、地域を一層盛り上げようと龍谷大学が主催し、京阪が協力した。両者は2011年から学生が多く利用する駅の安全性向上を協議、地域資源を生かしたまちづくりの推進などを目的に16年に覚書を締結した。今回の駅名変更もその一環。

 この日は、入澤崇学長がマルシェのオープンを宣言。農学部の農場で収穫したメロンを活用し、京阪レストランが監修した特製ジュースが来場者に振る舞われたほか、経営学部の学生らが大学のイメージを香りで表したブレンド紅茶「深草“OTOME”」の試飲コーナーも。食品ロス削減に取り組む政策学部の学生グループは、家庭で食べきれないレトルト製品や菓子類を集めて、会場で無料配布した。

 近くに住む千坂幸子さん(84)は「メロンジュースは柔らかい口当たりでとてもおいしかった。京阪の駅も龍大も地域のシンボルなので、これからも活気ある活動を期待しています」と笑顔を見せた。

 同駅では1日朝、新駅名表示の除幕式も行われた。京都府内ではほかに、京阪の八幡市駅が「石清水八幡宮駅」に、阪急電鉄の河原町駅が「京都河原町駅」に変わった。