リニューアル後のクラゲ展示エリアのイメージ

リニューアル後のクラゲ展示エリアのイメージ

 京都水族館(京都市下京区)を運営するオリックス不動産(東京)は2日、同館のクラゲ展示エリアを拡張し、大規模にリニューアルすると発表した。クラゲの飼育数は現在の12倍以上の5千匹に増え、西日本の水族館では最多になるという。来年4月下旬に公開する。

 2012年3月の開館以来、常設の展示エリアを大規模改修するのは初めて。「くらげ」「さんご礁のいきもの」「えび・かに」の3エリアを改修し、直径6・5メートルのドーム型水槽を新設。中心部に入ると360度水に囲まれ、海中でクラゲの群れと浮遊する感覚を味わえるという。

 拡張に伴い、8種約400匹のクラゲ飼育数を約20種5千匹程度に増やす。日本近海に生息するクラゲを中心に、新たに展示する種を検討している。従来は非公開のバックヤードで行ってきたクラゲの繁殖や生態研究の様子も、改修後は新型水槽で実施し、観察できるようにする。

 京都水族館は開業時から京都府の日本海でクラゲの定期採集調査を続け、飼育や研究実績を積んできた。人気の高いクラゲ展示を強化する一方、増加する訪日外国人の取り込みも図り、20年度は年間来場者を130万人に増やす目標という。