信用調査会社2社が7日に発表した滋賀県内の9月の企業倒産状況(負債額1千万円以上)は、いずれも倒産件数が10カ月連続で1桁台となり、低水準で推移した。
 東京商工リサーチ滋賀支店によると、倒産件数は前月比2件減の5件、負債総額は同69・3%減の9500万円だった。1億円を下回ったのは2年11カ月ぶり。負債額5千万円未満の小規模倒産が目立ち、5件のうち4件を個人事業主が占めた。業種別ではサービス業が多く、同支店は「10月の消費税増税後、小売業やサービス業に影響が出ないか動向を注視したい」としている。
 帝国データバンク滋賀支店の集計(法的整理のみ)によると、倒産件数は前月比6件少ない2件で、過去10年で最少となった。負債総額も同94・9%減の5400万円にとどまった。ただ、先行きについては「業績が悪化している建設やサービス、小売業で倒産が増える可能性がある」とみている。