宮津市役所

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 関西電力役員らの金銭受領問題を受け、関電送配電カンパニー京都支社(京都市下京区)の小村健之副支社長が7日、京都府宮津市の城﨑雅文市長と面会し、一連の問題について「心からおわび申しあげます」と謝罪した。
 関電がまとめた調査報告書では、宮津技術サービスセンター(同市)の受水槽改良工事など関電京都支社が管轄する北部地域の工事8件を、福井県高浜町の建設会社「吉田開発」に対して「特命発注」で受注させていたことが判明。関電京都支社は今年7月に送配電カンパニー京都支社に移行している。
 小村副支社長はこの日、宮津市役所を訪れ、「原発UPZ(約30キロ圏の緊急防護措置区域)圏内で、宮津エネルギー研究所立地自治体の宮津市との信頼関係を揺るがすもの」として陳謝。調査報告書の内容を説明し、今後、第三者委員会を立ち上げることや年内をめどに調査結果をまとめることを伝えた。
 城﨑市長は面会後の取材に、「信頼が損なわれるような事態は遺憾であり、説明責任を果たして1日も早い信頼回復に努めてもらいたいと伝えた。対応を注視したい」と話した。また、宮津技術サービスセンターの工事については「吉田開発への発注プロセスが適切だったかどうかは分からないが、疑いを持たれること自体、信頼に大きく傷が付いたと思う」と述べた。
 京丹後市でも7日、小村副支社長らが市役所で三崎政直市長らと面会。金銭授受の経緯を説明し「お騒がせしています」とわびたという。